パート歴を振り返って

今までだってパトに出ていたのだからとも割り切った次第である。 ここで、ワイフの介護ヘルパ資格取得に至るまでのパト歴を簡単に振り返ってみたいと思う。家はどうなるのだろうと。 つむ まあいいか。家計のためには日を附眠れば済む話だろうし、どうせ自分は何も貢献でき  ワイフのパ ト歴は、彼女の二十歳代後半、長女がまだ幼稚園にいく前、自宅でできる内職から始まった。 そこそこの低賃金労働だった。 子供服の刺繍、自動車に使用されるゴム部品のカットなど、時給計算をすれば、わず ワイフは、子供と遊びながら、暇をつぶせられればという感覚であったと回想してく れた。確か学生の正規アルバイトが時給六、七 円位の時代である。 これは一年少し続けただろうか。三女が生まれたことやあまりの労の少なさを考えれ ば無理もなかった。内職の時給一 円とはどこか東南アジアの貧しい図の話かと思え たほどだ。 いずれにせよ、ワイフにとっては、初めての内職体験となった。 私とは同じ会社のテニスクラブに属していた縁での結婚だった。結婚に伴い退職したが、その会社は男女の格差もほとんどないということが H売り 会社の女性は結構な給料取りであった。 だったため、当時この ところが、先の内職は学生アルバイトの四、五分のつ在宅で外に出ることがないと いう条件はあっても、あまりの低きであった。 時間当たり、たった一 円しか稼げない苦労をすることなど、ワイフの人生設計に はなかったはずである。

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